2015~16 피겨 스케이트 그랑프리 제6차전 NHK배(나가노=長野=11월 27~29일)에 출전한 아사다 마오(浅田真央)에 세계팬들이 보내는 메시지
2015.11.25 16:13=記
「やっぱり真央ちゃん」なシーズン 大人っぽく進化
プロスケーター 太田由希奈
「お帰りなさい」と万感の思いで言いたくなるような、浅田選手の演技だった。11月上旬のGP中国杯。「ああ、やっぱり才能あるな」と思った。そこに努力が重なり、1年の休養がいい形で心の栄養になって、動きが非常に大人っぽい。グレードアップして戻ってきた。周囲の若い選手の中で、いっそう洗練された雰囲気が際立つのかもしれない。「充実した練習を積み、良い指導を受けている」と感じられた。
■25歳浅田、年齢と上手に付き合う
佐藤信夫コーチに師事して4年余り、エッジの一番良い部分に乗るコツをつかみ切っているのだろう。自然に優雅に滑っていてもグングン進む。スケートはエッジに正しく乗るだけで、信じられないようなパワーが生まれるものなのだ。時々、新横浜のスケートリンクで練習を見る機会がある。3回転フリップ―3回転ループの連続ジャンプも安定してきっちり跳べていたから、調子は上がっているとは思っていたが、GP中国杯の演技は本当に素晴らしかった。
今は得点アップのために難しい入り方をしてジャンプする傾向にあるが、浅田選手は割とシンプルに跳ぶ。これがとても自然できれいだ。佐藤コーチの指導のもと、玄人受けする滑りをしている。若い選手たちはパワーで押していく感じがあるので、見ている私まで思わず力んでしまうことがある。今の浅田選手は滑るにしても、踊るにしても、理にかなった動きをしているので、見る側にストレスを感じさせない。
彼女が中学生の頃、私も全日本選手権で同じ試合に出場した。「のびやかに滑る選手、すばらしいな」と思った。ただ浅田選手が20歳ごろ、心も身体も大人になっていく過渡期に、自分のスケートスタイルを試行錯誤しているような時期もあった。さらに時が過ぎ、浅田選手は今25歳。体力面を危ぶむ声もあるが、体の変化に慣れて、食生活や休養を上手にコントロールできているようだ。無駄なエネルギーを使わず、年齢と上手にお付き合いをしている感じがする。
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プロスケーター 太田由希奈
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正直、今のルールでは、細くて体重が軽い選手が有利な面は否めない。スピンは速く回れるし、難易度の高いジャンプも軽々跳べる。となると、今の女子フィギュアスケートは、「10代の体」向きのルールになっている部分はある。加えて、若い選手には無限の体力があり、全力疾走で最後までプログラムを滑り切ってしまう。
女子フィギュア界では、20代半ばになるとベテランといわれる。他の競技なら今から満開を迎える、といった年齢であるのに。その点、浅田選手は自分としっかり向き合えている。25歳だからこそ醸し出せる円熟味が加わり、大人のスケーターとして新たなスタートを切った。
■人を動かす力持っているのも強み
真央ちゃんを見たい――。そんなファンの熱い思いが14年ソチ冬季五輪の前、浅田選手の肩に重くのし掛かっていると思った。ところが今は、注目も期待も上手に受け止めている。本人はスケートが大好きで滑りたくて仕方がなく、多くのファンはなお真央ちゃんを見たいと思っている。一方で、浅田選手を支えたいと思う人が周囲にいる。それらの力がうまくかみ合っている。そのような選手は珍しいのではないだろうか。人を動かす力を持っているのも、浅田選手の強みだろう。
今季、浅田選手のライバルになりそうと注目しているのはグレーシー・ゴールド選手(米国、20)。これまで米フィギュア界を飾ったスター選手とはタイプが違う。ミッシェル・クワン、メリル・デービス両選手らのように「上品で真面目で女子フィギュアスケートのお手本」というのが、米女子のスターだった。ゴールド選手はもう少し自由に「私はスケートが好きだから滑っている」というのを見せるタイプ。日本に来ると「原宿ガールになりたい」と言って買い物に出かけるなど、自分を偽らないかわいらしさがある。それがスケートにも表れており、今季の彼女はとても頑張っている。
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プロスケーター 太田由希奈
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ロシア勢はというと、やはり強いと言いたいが、今季はどうなるのか。ユリア・リプニツカヤ、エレーナ・ラジオノワ両選手は一気に背が伸びてジャンプのバランスが変化している。自分の体に慣れるのに時間が必要だろう。
昨季世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ選手をはじめ、アンナ・ポゴリラヤ選手ら次々に出てくる選手は10代ばかりで、これから大きな変化を越えていく時期にある。辛抱の末の成長に期待したい。ソチ五輪女王のアデリナ・ソトニコワ選手も忘れてはいけない。ソチ五輪以来、今年10月のジャパンオープンを除いて、試合に出場していなかった。とはいえ、GPロシア杯では、女子表彰台をロシア勢が独占し、ソトニコワ選手は3位に入った。やはり人を魅了する力があり、侮れない存在である。
■長身選手ならではの魅力持つ本郷
日本勢は、昨季の世界選手権銀メダリストで、お手本のようなスケートをする宮原知子選手(大阪・関大高)が、昨年よりも大人らしいプログラムできっちりまとめてくるだろう。
本郷理華選手(邦和スポーツランド)もかなり良いと思う。昨季の世界選手権は6位だったが、今年のプログラムは本郷選手にとても合っている。166センチの長身選手であり、手足の指先まで気遣った演技をすることにより、洗練されたプログラムに仕上がっている。ダイナミックな演技が持つ魅力は何ものにも代えがたい。ソチ五輪銅メダリスト、身長169センチのカロリナ・コストナー選手(イタリア)が足を伸ばすと突き刺さるような迫力があった。本郷選手もコストナー選手のような存在感のあるスケーターになれる身体を持っている。
おおた・ゆきな 1986年11月生まれ、京都市出身。2003年世界ジュニア選手権の女子シングルを日本勢で10年ぶりに制し、シニアデビューとなった04年四大陸選手権で優勝。その後、右足首のケガで試合に出られない日々が続いたが06年に復活。同年、拠点を東京に移し、樋口豊コーチの指導を受ける。08年に引退後、プロスケーターとしてアイスショーなどで活躍。明治神宮外苑フィギュアスケートクラブでノービス(小学生)世代の子供を指導するほか、解説者としてテレビなどに出演。
銀盤ファンタジアをMyニュースでまとめ読み
@ http://www.nikkei.com/article/DGXMZO94238330Q5A121C1000000/
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO94238330Q5A121C1000000/?df=2&dg=1
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO94238330Q5A121C1000000/?df=3
フィギュア:浅田真央スピン最高点でも響いた
ジャンプ失敗
毎日新聞 2015年11月27日 21時36分 (最終更新 11月27日 23時17分)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ今季第6戦、NHK杯は27日、長野市のビッグハットで開幕。女子ショートプログラム(SP)は宮原知子(大阪・関大高)が自己最高を更新する69.53点でトップに立った。浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半)で転倒するなどジャンプのミスが重なり62.50点で4位だった。
◇
曲が鳴りやむと、笑顔がすっと消え、カクッと肩の力を抜いた。優勝した今月の中国杯に遠く及ばない演技で終わった浅田。「やるべきことができなくて、すごく残念」と表情を曇らせた。
1年間休養する前よりも「状態が良い」と手応えを感じていたトリプルアクセル(3回転半)でつまずいた。「着氷の時に足の力が足りなかった」と踏ん張りきれずに転倒。次のフリップ−ループの連続3回転は決めたものの、後半の3回転ルッツが抜けて1回転に。「乗ってくる」と言う代名詞のジャンプが決まらなかったことが、最後まで響いた。
秋に現役復帰してからは順調だった。10月のジャパンオープンでトリプルアクセルをきれいに決めて会場を沸かせ、中国杯は自身最高難度のプログラムで挑んだSPで71.73点の高得点を挙げ優勝した。今回は思わぬ結果になったが「復帰初戦も中国杯も思った以上。とんとん拍子で、ちょっと待ってよというところもあった。何かあったほうが、気持ちも新たに臨めるかな」。さばさばした笑みも浮かんだ。
3度のスピンすべてで最高評価のレベル4を得るなど、ジャンプ以外はしっかり演じた。「その日によってまだ波がある。まだまだ完成には遠いかな」。壁に当たってまた伸びる。その成長過程を、再び楽しんでいるようにも映る。【中村有花】
◇宮原知子(Miyahara Satoko ) ↓
「自信を持って滑りたい」
女子は浅田ら有力選手にミスが続出するなか、最終滑走の宮原が完璧な演技を見せた。スピードに乗って冒頭のルッツ−トーループの連続3回転ジャンプを落ち着いて決めると、後半の3回転フリップ、ダブルアクセル(2回転半)も難なく着氷し、最後は得意の逆回転スピン。「演技が良かったから、何点でも良かった」と満足そうだった。
先月のスケートアメリカでミスの出たジャンプを修正。さらに上半身もうまく使い、表現力も高めた。昨年のNHK杯では3位に終わり、あと一歩でGPファイナル進出を逃しただけに、「フリーが本当の勝負。技術、表現は良くなっている。自信を持って滑りたい」と誓った。
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羽生結弦がNHK杯優勝、
史上初の300点超え
2015年11月28日 21時40分 www.yomiuri.co.jp
↑ 브라이언 오서 코치와 함께 득점 발표 순간을 맞이하고 있는 하뉴 유즈루 선수. NHK화면.
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯が28日、長野市のビッグハットで行われ、男子はソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)(ANA)が、合計で史上初めて300点を超える322・40点で優勝した。
羽生は12月10日に開幕するGPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出を決め、男子では初のファイナル3連覇を狙う。
羽生は27日に行われたショートプログラム(SP)で、世界歴代最高の106・33点でトップに立ち、この日行われたフリーでも、初の200点台となる216・07点をマークした。
女子は、宮原
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真央、GP8連勝ならず「残念な試合」
宮原はGP初制覇
◆フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦 NHK杯第2日(28日、長野市・ビッグハット)
【写真】羽生は史上初の300点超えで圧倒V
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の浅田真央(25)=中京大=は120・49点で合計182・99点で3位。GP8連勝はならなかったが、12月10日からのGPファイナル(スペイン・バルセルナ)の出場権を獲得した。SP1位の宮原知子(17)=関大高=がほぼミスのない演技でフリー133・58点を記録。自身初の200点超えとなる203・11点で、GPシリーズ初優勝を果たした。
↑ メダルを手に笑顔の(左から)コートニー・ヒックス、宮原知子、浅田真央
真央は直前の6分間練習で成功させていた冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が失敗。続く3回転のコンビネーションも後半が2回転となってしまった。スピンなど表現力では高い評価を受けたが、後半の3つのコンビネーションジャンプは3回転フリップの着氷が乱れて単発のジャンプになった。ただ、転倒などの減点は抑えた。演技終了後、テレビカメラには笑顔を見せながら頭を下げるなど、納得は行かない様子だった。
男女各6人のGPファイナル出場選手(GP파이날 출전선수)が出そろい、日本勢は男子3人、女子2人が入った。出場選手は次の通り。
▽男子 羽生結弦(하뉴 유즈루, ANA)宇野昌磨(우노 쇼마, 愛知・中京大中京高)村上大介(무라카미 다이스케, 陽進堂)ハビエル・フェルナンデス(하비에르 페르난데스, スペイン)金博洋(김박양, 中国)パトリック・チャン(패트릭 창, カナダ)
▽女子 宮原知子(미야하라 사토코, 大阪・関大高)浅田真央(아사다 마오, 中京大)グレーシー・ゴールド(그레이시 골드)、アシュリー・ワグナー(애슐리 와그너, 以上米国)エフゲニア・メドベージェワ(에프게니아 메도베제바)、エレーナ・ラジオノワ(에레나 라디오노바)(以上ロシア)
浅田真央「思っている演技ができなかったので、残念な試合になってしまった。たくさんの方が見に来てくださっていたので、いい演技で恩返ししたい気持ちがあったんですけど、それがかなわなかったのは残念です。(GPファイナルには)時間がないので今回、自分のできなかった演技を振り返って、新たな気持ちでもう一度すべてを見直していきたい」
佐藤信夫コーチ「(浅田は)ちょっと心に迷いがあるのかな。1年休養し、年を重ねたので体も変化する。彼女にとって未経験の世界。待ってあげないといけない」
宮原知子「(優勝は)全然実感がなくて、でもすごくうれしいです。目標にしていた200点台を出せたので、これからもっと点数を伸ばせるように頑張りたいです。GPファイナルではしっかり思い切って、きょう以上の演技がしたい」
◆浅田の演技構成
〈1〉2回転半ジャンプ
〈2〉3回転フリップ+3回転トウループ
〈3〉3回転ルッツ
〈4〉フライイングキャメルスピン
〈5〉コレオシークエンス
〈6〉ダブルアクセル+3回転トウループ
〈7〉3回転サルコー
〈8〉3回転フリップ
〈9〉3回転ループ
〈10〉レイバックスピン
〈11〉ステップシークエンス
〈12〉足替えコンビネーションスピン
ゝ
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